エコバックは本当にエコなのか?
レジ袋とエコバックの二酸化炭素の排出量を比べ何回エコバックをしようするとエコだといえるのかを大まかに計算します。
まず、レジ袋1枚は10g程度の重さであり、原油18.3mlほど使用している。
これから製造時に発生するCO2は1kg あたり1.94kgであるから0.010kg×1.94=0.0194kgとなる。
次に、廃棄時(燃焼)に発生するCO2量は1kgあたり3.1kg であるから0.010kg×3.1=0.031kg。
よって、レジ袋1枚が合計で出すCO2量は0.0504kg。
次に、エコバッグは約120gほどである。
これから製造時に発生するCO2は1kgあたり1.857kgであるから0.120kg×1.857=0.22284kgとなる。
そして、廃棄時(燃焼)に発生するCO2量は1kgあたり3.1kgであるから、0.120kg×3.1=0.372kgとなる。
よって、エコバッグ1つが排出するCO2の合計量は0.598484kgとなる。
以上から12回エコバッグを使うとレジ袋を使用するよりも環境負荷が小さくなると言える。
そのため一枚のレジ袋を何回も使用する方がエコになるのではないか。